デンマークによる統治時代はデンマーク国旗を使用していたため、スウェーデンの支配下になった後の1821年に、ノルウェー議会によって現在の国旗が制定されました。
デザインは、旧宗主国であるデンマーク国旗をもとにしており、白十字の中に、青の十字を重ねたもとになっています。
フランスのトリコロールやアメリカ合衆国の星条旗などと同じように、赤・白・青の配色は、自由への願いが込められたものとも言われています。
ノルウェー国旗の変遷
斧を持ち王冠をかぶったライオンは、ノルウェーの国章として現在も使用されています。
カルマル同盟とは、1397年にノルウェー、デンマーク、スウェーデンの3つの王国間で締結された同盟です。
1523年にスウェーデンが独立して、それ以後はデンマーク=ノルウェー二重王国となりました。
1814年のキール条約で、ノルウェーがスウェーデンへ割譲されました。
左上に紋章のあるこの旗は、フィニステレ岬の北側でのみ、ノルウェー船で使用されました。
フィニステレ岬の南側では、スウェーデンの国旗がノルウェー船で使用されました。
左上に赤地と白のクロスの入ったこの旗は、1818年からフィニステレ岬の南側でのみ、ノルウェー船で使用されました。
現在使用されているノルウェー国旗のデザインになりました。
この頃は、フィニステレ岬の北側でのみノルウェー船で使用されていました。
この国を支配しているスウェーデン王の命令で、左上にノルウェーとスウェーデン連合のマークが入った国旗を使用することとなりました。
1898年、ノルウェー議会は、連合のマークを国旗から削除する法案を可決しました。
連合のマークが外された国旗は、1899年に掲げられて現在に至っています。
ノルウェー国旗のパーツごとの説明
スカンジナビア十字の国旗
旧宗主国デンマークの国旗に青の十字を重ねた
ノルウェーの青
ノルウェーの基礎データ
面 積 | 385,000km² |
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首 都 | オスロ |
言 語 | ノルウェー語 |
主要産業 | 石油産業、水産業、海運業、サービス業、製造業 |
通 貨 | ノルウェー・クローネ |
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