韓国の国旗は、「太極旗(テグッキ)」と呼ばれています。陽と陰を表す赤と青を組み合わせた円が太極で、相対するふたつのものが合わさって調和を保つという、中国古来の易学の宇宙観を表しています。太極の四方に描かれているものは、それぞれ、空・月と水・地・日と火を象徴し、正義・生命力・豊かさ・知恵を意味しています。地色の白は平和の精神を表しています。
1948年7月12日大韓民国制憲議会で太極旗が国旗として公式に制定されました。
それまでは、太極旗は白地に太極と4つの卦で構成するという原則があるだけで、統一されたデザインがなく、様々な規格の太極旗が通用されていたため統一の必要性が大きくなりました。
最終的に1949年10月15日文部告示として現行の太極旗の規格が定められました。
1984年、大統領令で「大韓民国国旗に関する規定」が制定。2007年には「大韓民国国旗法」が制定され、太極旗の制作、掲揚、取り扱いの指示がされています。
太極について
韓国国旗の中央にある、赤と青が混ざりあった円は「太極(てぐ)」と呼ばれるもので、中国古来から伝わる『易学』に基づく宇宙観を表しています。
これは、陰と陽、天と地、善と悪、男と女のように相対する2つのものでバランスを保っている森羅万象全てを意味しています。
ちなみに、北朝鮮の国旗の白い円も太極を表しています。
統一旗
「朝鮮半島旗」や「南北統一旗」とも呼ばれます。
国際的なスポーツ大会などで、韓国と北朝鮮の合同チームを結成したときにしばしば使用されます。
軍事境界線のない朝鮮半島と済州島がデザインされています。竹島(韓国名独島)が描かれたバージョンもあります。
韓国国旗のパーツごとの説明
赤は陽、青は陰の意味、太極すなわち宇宙を表す、統一
「乾」天、空を意味する 正義
「坤」地を意味する 豊かさ・厚徳
「坎」月、水を意味する 知恵・生命力
「離」日・火を意味する 情熱・光明
韓国の基礎データ
面 積 | 99,274km² |
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首 都 | ソウル |
言 語 | 韓国語 |
主要産業 | 電子、自動車、機械、造船、鉄鋼、石油化学 |
通 貨 | ウォン |
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