建国の英雄が、赤い夕日を背景に白いワシが飛んでいるのを見て、それを良い兆しと思い、赤地にワシの紋章を作ったという伝説が基になっています。その後、白いワシは白地に、夕日は赤地にデザイン化されて現在の2色旗になりました。
この2色は、ポーランド憲法で国民色として定義されています。
1918年に独立した翌年の1919年に、現在の赤と白の2色旗が国旗として制定され今に至っています。
国内では、白地の中央にポーランドの国章を入れた旗を掲げることも多くあります。
かつてポーランドは社会主義国家だった時期がありました。その時には、赤は国の建設に流した血を、白は喜びを表すと解釈されていました。
共産主義の支配下で、国旗は反政府デモ隊によっても使用されました。流血の暴動の際、抗議者たちは白地に血で染色した旗を使用ました。
赤色の変遷
1919年に国旗が制定されてから、デザインは変わっていませんが、赤地の色は微妙に変化しました。
この頃、国旗の色の正確な色合いは法的に指定されていませんでした。
実際には、赤の色相はその時に使用可能な赤染料の種類に依存していました。当時のポーランドでは、深紅の染料は価格が高いため、十分な量がありませんでした。
1927年12月13日の大統領令で、最初に法的に指定され、公式の色合いは朱色であると規定されました。
紋章法により、CIE 1976(国際照明委員会が1976年に採択した色空間)を使って、色が規定されました。
色 | x | y | Y | ΔE |
0.315 | 0.320 | 82.0 | 4.0 | |
0.570 | 0.305 | 16.0 | 8.0 |
似ている国旗
インドネシアの国旗 | モナコの国旗 | シンガポールの国旗 | オーストリアの国旗 |
グリーンランドの旗 |
ポーランド国旗のパーツごとの説明
白鷲、平和
夕日、独立のために流された血
ポーランドの基礎データ
面 積 | 323,000km² |
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首 都 | ワルシャワ |
言 語 | ポーランド語 |
主要産業 | 食品、自動車、化学製品、燃料 |
通 貨 | ズオチ |
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