現在の国旗は、ケニア・アフリカ民族同盟(かつてのケニアの独裁政党)の旗をモデルに作られました。
黒はケニア人の肌の色への誇りの表れとして、ケニアの人々を象徴しています。赤は独立を勝ち取るために流された血を、白は平和と団結を表しています。
中央の紋章はマサイ族の楯と槍を図案化したもので、独立戦争の際にケニア軍が楯と槍で独立を勝ち取った誇りであるといわれています。1963年の独立の際に現在の国旗が制定されました。
ケニアで使われた国旗の変遷
1890年のヘリゴランド–ザンジバル条約により、イギリスの保護領が宣言されました。
それまでこの地を統治していた帝国ドイツはここを放棄し、ウィトランド(現在のケニアがある地域)をイギリスに譲渡してイギリスの東アフリカの一部となりました。
1920年に、保護領からイギリス直轄のケニア植民地となりました。
1963年12月、ケニアは独立を果たしました。
独立の際に中心となった、ケニア・アフリカ民族同盟の党旗をモデルに、国旗がデザインされました。
国旗の黒
アフリカ地域の国旗で黒を使っている場合は、アフリカの人々の肌の色を象徴していることが多いです。
南アフリカの国旗 | アンゴラの国旗 | ウガンダの国旗 | スーダンの国旗 |
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ボツワナの国旗 | ザンビアの国旗 |
ケニア国旗のパーツごとの説明
マサイ族の楯と槍、自由を守るシンボル
国民
独立闘争で流された血
豊かな森林
平和と団結
ケニアの基礎データ
面 積 | 583,000km² |
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首 都 | ナイロビ |
言 語 | スワヒリ語、英語 |
主要産業 | 農業、鉱工業 |
通 貨 | ケニア・シリング |
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