赤・緑・白・黒の配色は、アラブの基本色で「汎アラブ色」といいます。
1971年に当時19歳だったアブドラモハメッドアルマイナによってデザインされ、1971年12月2日に採用されました。この国旗の4色の主なテーマはアラブ諸国の統一です。
アラブ世界では、赤は、預言者ムハンマドの血のつながりや、イスラムのために流された血を表し、緑は穀物の実り、白は清浄・潔癖・平和、黒は抑圧された世界を表すと解釈されています。
なお、アラブ首長国連邦では、緑は土地の肥沃さ、白は中立性、黒はこの国の経済を支える石油資源と、一般的に解釈されています。
以前の国旗
18世紀から19世紀にかけて、ペルシア湾を航行するヨーロッパの船が『アラブ海賊』によって襲われることがあり、イギリスはインドへの航路を守るために1819年に海賊退治に乗り出し、海賊艦隊を打ち破りました。
1820年、イギリスはペルシア湾に面するこの地域の海上勢力(トルーシャル首長国)と休戦協定を結び、それ以来ここはトルーシャル・オマーン (休戦オマーン) と呼ばれるようになました。これはその頃に使用された旗になります。
各首長国の旗
この国は7つの首長国で構成されている連邦制国家で、それぞれに独自の旗があります。
アブダビの旗 | ドバイの旗 | シャールジャの旗 | アジュマーンの旗 |
ウンム・アル=カイワインの旗 | フジャイラの旗 | ラアス・アル=ハイマの旗 |
アラブ首長国連邦国旗のパーツごとの説明
汎アラブ色の国旗
ハシミテ王朝
聖戦によって流された血と犠牲
ファーティマ王朝
豊かな国土
ウマイヤ王朝
清らかな生活、中立
アッバース朝王朝
過去の抑圧、石油
アラブ首長国連邦の基礎データ
面 積 | 83,600km² |
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首 都 | アブダビ |
言 語 | アラビア語 |
主要産業 | 石油 |
通 貨 | ディルハム |
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