白地に青のスカンジナビア十字の国旗は、ロシアから独立後の1918年に採用されました。
白と青の色使いについては、1870年にフィンランドの詩人・作家で児童文学者としても名高いトペリウスが「祖国の湖の青さと雪の白さ」を最初に発表し、それ以後、この2色が国を象徴する色として使われるようになりました。
十字架はキリスト教の象徴であり、青はフィンランドに多数ある湖と海を、白は雪に覆われた国土を象徴しています。
なお、フィンランドには政府旗があり、青の十字が交差している部分に国章が描かれています。
フィンランド国旗の変遷
1809年にロシア軍はフィンランドの全域を占領し、フィンランドを立憲君主制の大公国としました。
この地にはロシア帝国の旗が掲げられました。
クリミア戦争中、商船旗「セントジョージ旗」が一時的に使用されました。
1917年にロシア革命によりロシア帝政が倒されると、フィンランドは独立を宣言しました。
独立直後から、フィンランド国旗のデザインをめぐる議論が行われました。
いくつかの異なるデザインが提出され、主に2つのカテゴリーがあり、1つはフィンランドの紋章の赤と黄色を使用したもの、もう1つは現在の国旗につながる青と白の色を使用したものです。
選挙で王党派が敗れ、フィンランドは共和国としてパリ講和会議で認知されました。
青色の色相が変更され、現在に至っています。
フィンランド国旗のパーツごとの説明
スカンジナビア十字の国旗
湖沼
雪
フィンランドの基礎データ
面 積 | 338,000km² |
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首 都 | ヘルシンキ |
言 語 | フィンランド語、スウェーデン語 |
主要産業 | ハイテク機器製造、紙・パルプ等木材関連、金属 |
通 貨 | ユーロ |
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