赤・白・赤の三分割旗で、中央には緑のレバノン杉が描かれています。
レバノン杉は、レバノンのシンボルで、神殿や船舶の建材とされたことから、不滅と寛容をも表しています。なお、現在では、レバノン杉は乱伐によってほとんどが失われ、国際規模で保護が呼びかけられています。
また、赤は殉教を象徴し、白は雪をいだいたレバノン山の峰を表しています。
独立記念日などの特別なお祝い行事のときには、電灯や電柱に沿って垂直バージョンの旗が掲げられます。
レバノン国旗の変遷
長らくこの地域一帯を支配していたオスマン帝国が崩壊し、その直後に使用されたレバノン杉だけのシンプルな旗です。
フランス・シリア戦争でフランス軍が勝利すると、シリアとレバノンの委任統治をフランスがすることに決まりました。フランス国旗にレバノン杉がデザインされた国旗が使用されました。
1943年にフランスから独立して、現在の国旗が制定されましたが、1990年代まで幹の部分が茶色のものも使用されていました。
レバノン国旗のパーツごとの説明
「レバノン杉」神聖、不滅
国のための献身と犠牲、勇気
平和、純潔
レバノンの基礎データ
面 積 | 10,452km² |
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首 都 | ベイルート |
言 語 | アラビア語、英語、フランス語 |
主要産業 | 貿易、商業、軽工業、金融 |
通 貨 | レバノン・ポンド |
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