オーストリアの国旗 | 世界の国旗

オーストリア国旗

オーストリアの地図赤・白・赤の横三分割旗は、伝説によると12世紀末に、第3回十字軍に参加したオーストリア公レオポルト5世が、敵のイスラム戦士の返り血を浴びて、ベルトの部分を残して真っ赤に染まった白の軍服を旗代わりにしたことに由来しているといわれています。

赤は、オーストリア共和国の自由と独立のための闘争で流された愛国者の血を象徴しています。白は、この国の君主制の打倒の結果としてオーストリアの人々によって勝ち取った自由の象徴です。
さらに、白い帯はオーストリアの領土を西から東に横断するドナウ川を示しています。

なお、この旗のほかに政府旗があり、それには、自由の象徴として切れた鎖を足につけたワシの図柄の国章が中央に配されています。

オーストリアの政府旗

オーストリアの政府旗



オーストリアで使用された国旗

オーストリア国旗

オーストリア大公国の旗(1457~1804年)

現在のオーストリア共和国の前身である、オーストリア大公国は、神聖ローマ帝国領邦の構成国です。
1806年に神聖ローマ帝国が崩壊するまで、名門ハプスブルク家が統治していました。

オーストリア帝国の国旗

ハプスブルク王朝、オーストリア帝国の国旗(1700〜1867年頃)

オーストリア帝国の成立以後もハプスブルク家はこの地を治めていました。
黒と黄色は、オーストリア帝国を統治していたハプスブルク家のシンボルカラーです。

オーストリア=ハンガリー帝国時代の国旗

オーストリア=ハンガリー帝国時代の国旗(1867~1918年)

オーストリアとハンガリーの2つの政府が独自の政治を行うという形態の連合国家が成立しました。
これが多民族国家のオーストリア=ハンガリー帝国です。
国旗には、オーストリアとハンガリーの紋章がデザインされています。

オーストリア国旗

オーストリアの国旗(1918~1938年)

第一次大戦後、オーストリア・ハンガリー帝国は崩壊し、オーストリア大公国時代の旗が復活しました。

ナチスドイツの旗

ナチスドイツの旗(1939~1945年)

1938年のドイツとの併合によって、オーストリアはナチス・ドイツの構成州となりました。
1945年の連合国軍による再独立を果たすまでナチスドイツの旗が翻りました。

オーストリア国旗

(1945年~現在)

第二次世界大戦の終結後、ドイツから再独立した1945年5月に、再び赤・白・赤の国旗が復活しました。
1984年には「国章・国旗法」が制定され、公に国旗として定められました。

似ている国旗

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オーストリア国旗のパーツごとの説明

十字軍遠征時、敵の返り血で赤く染まったオーストリア大公の白い軍服がベルトの部分だけ白く残った故事に由来
白い帯はオーストリアの領土を西から東に横断するドナウ川


自由と独立のための闘争で流された愛国者の血を象徴

 


君主制の打倒の結果としてオーストリアの人々によって勝ち取った自由の象徴

 


オーストリアの基礎データ

面  積 84,000km²
首  都 ウィーン
言  語 ドイツ語
主要産業 製鉄、金属加工、観光
通  貨 ユーロ

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2 件のコメント

  • たいち より:

    いつもお世話になっております。
    球型、立方体、ハート型etc.の国旗、違いますよ。これはデンマークの国旗ですよ。修正お願いします。

    • igapy より:

      こんにちは。サイト管理人です。
      ご指摘ありがとうございました。修正しました。
      これからも宜しくお願いします。

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