1979年の自治政府発足前に国旗デザインの公募がおこなわれ、1981年に採用されたデザインです。
明るい青色は太平洋の色であると同時に、いくつもの国の支配を受けた過去の暗雲からの脱出を意味しています。
黄色の丸は黄金色の満月を意味し、パラオが独立国になったこと、世界の仲間入りをしたことを表しています。
なお、黄色の丸が国旗の中心よりやや左にずれているのは、日本に失礼のないようにともいわれていますが、この国旗をデザインしたジョン・ブラウ・スキーボングはこれを否定しています。
パラオで使用された国旗
スペイン領東インドとして、当時のスペイン王国の国旗が使用されていました。
1899年に、パラオはドイツに譲渡されました。
当時のドイツ国旗が使用されるようになりました。
第一次世界大戦の後、パラオは日本の統治下になりました。
第二次世界大戦が終結し、1945年8月の連合国に対するポツダム宣言受諾に伴い、日本の統治が終了しました。
パラオにアメリカ合衆国の星条旗が翻りました。
戦争終結後の1947年に、国際連合の委託を受けアメリカ合衆国は他のミクロネシア諸島とともに、パラオを信託統治領としました。
星条旗の他にも国連や太平洋諸島信託統治領の旗も使用されました。
1981年、自治政府である「パラオ共和国」が発足し、現在の国旗が使用されることとなりました。
パラオ国旗のパーツごとの説明
満月、パラオが独立国になったこと
太平洋、過去の暗雲からの脱出
パラオの基礎データ
面 積 | 460km² |
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首 都 | マルキョク |
言 語 | パラオ語、英語 |
主要産業 | 観光、漁業 |
通 貨 | 米ドル |
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