1958年に、フランス共同体内の自治共和国となったときに制定されました。
赤と白は18世紀末のメリナ王朝時代の旗をもとにしたもので、当時マレー系の住民が多く、国旗の赤と白はインドネシアで13世紀から使われているシンボルカラーと同じです。そこにマレー系以外の民族を表す緑を加えました。
色の象徴性について公式な説明はありませんが、一般に、白は自由や純潔、赤は愛国心、緑は希望ある未来、進歩を表しているといわれています。
マダガスカル国旗の変遷
メリナ王国は、16世紀ごろに成立し、マダガスカル島の中央部を支配していた王国です。
白・赤の横二色旗で、白は王室を、赤は国民を表しています。
1882年、フランスはこの島(メリナ王国)を保護領と宣言しました。
左側に赤い三日月を配した、青・白・赤の横三色旗が翻りました。
1894年に、フランスはメリナ王国に対して宣戦布告をしました。
1896年8月6日にマダガスカルの併合を宣言、メリナ王国は消滅し、フランスの植民地となりました。
フランスの国旗がこの地で使用されることとなりました。
1960年6月26日、マダガスカルはフランスからの独立を果たしました。
現在使用されている国旗は、独立する2年前の1958年10月14日に、国民投票により制定されました。
マダガスカル国旗のパーツごとの説明
純潔、自由
愛国心、主権
希望、進歩
マダガスカルの基礎データ
面 積 | 587,000km² |
---|---|
首 都 | アンタナナリボ |
言 語 | マダガスカル語、フランス語、英語 |
主要産業 | 農牧業、漁業 |
通 貨 | アリアリ |
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