マダガスカルの国旗 | 意味やイラストのフリー素材など – 世界の国旗

マダガスカルの国旗

マダガスカルの地図1958年に、フランス共同体内の自治共和国となったときに制定されました。
赤と白は18世紀末のメリナ王朝時代の旗をもとにしたもので、当時マレー系の住民が多く、国旗の赤と白はインドネシアで13世紀から使われているシンボルカラーと同じです。そこにマレー系以外の民族を表す緑を加えました。
色の象徴性について公式な説明はありませんが、一般に、白は自由や純潔、赤は愛国心、緑は希望ある未来、進歩を表しているといわれています。

マダガスカル国旗の変遷

メリナ王国の旗1810~1885年
メリナ王国の旗(1810~1885年)

メリナ王国は、16世紀ごろに成立し、マダガスカル島の中央部を支配していた王国です。

白・赤の横二色旗で、白は王室を、赤は国民を表しています。

マダガスカル保護領1885~1896年
フランス保護領マダガスカルの旗(1885~1896年)

1882年、フランスはこの島(メリナ王国)を保護領と宣言しました。

左側に赤い三日月を配した、青・白・赤の横三色旗が翻りました。

フランス領マダガスカル1896~1958年
フランス領マダガスカルの旗(1896~1958年)

1894年に、フランスはメリナ王国に対して宣戦布告をしました。
1896年8月6日にマダガスカルの併合を宣言、メリナ王国は消滅し、フランスの植民地となりました。

フランスの国旗がこの地で使用されることとなりました。

マダガスカルの国旗
マダガスカルの国旗(1958年~現在)

1960年6月26日、マダガスカルはフランスからの独立を果たしました。

現在使用されている国旗は、独立する2年前の1958年10月14日に、国民投票により制定されました。

マダガスカル国旗のパーツごとの説明

純潔、自由

 


愛国心、主権

 


希望、進歩

 


マダガスカルの基礎データ

面  積587,000km²
首  都アンタナナリボ
言  語マダガスカル語、フランス語、英語
主要産業農牧業、漁業
通  貨アリアリ

マダガスカルのフリー素材地図

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