青地の中央に黄色のラインが入ったデザインで、青は太平洋を表し、黄色のラインは赤道を意味しています。
左下に描かれた白い星は、赤道から南に1度の位置にあるナウルの国土を表しています。また、白はナウルでよく採れるリンを意味しています。
星には12条の光線が描かれ、島に住むポリネシア系やミクロネシア系などの12の民族集団の結団を表しています。
地元のデザインコンペで選ばれた旗は、1968年1月31日の独立記念日に採用されました。
ナウルで使用されていた国旗
当時、ドイツ帝国が西太平洋の多くの島々を統治下においていました。このあたりの地域をドイツ領ニューギニアといいます。
1888年にニウエは、ドイツの保護領となりました。ナウルはドイツ領ニューギニアの旗の下で管理されました。
第一次世界大戦でドイツがイギリスに宣戦布告し、1914年11月にオーストラリア軍はナウル島を占領しました。
戦後の1920年にはイギリス・オーストラリア・ニュージーランドの3国を施政国として、ナウルは国際連盟委任統治領となりました。同時に3国はリン鉱石会社の採掘権を350万ポンドで買収し、イギリスが採掘することとなりました。
第二次世界大戦が始まり、1942年8月に日本軍がナウルを占領しました。
第二次世界大戦後に、再びイギリス・オーストラリア・ニュージーランドの3国を施政国として国際連合信託統治領となりました。
現在のナウルの国旗は、信託統治からの独立後、1968年1月31日に採択されました。
ナウル国旗のパーツごとの説明
太平洋
赤道
赤道と国の位置を表わしている、12部族を表わしている
リン鉱石
ナウルの基礎データ
面 積 | 21km² |
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首 都 | ヤレン |
言 語 | 英語、ナウル語 |
主要産業 | 鉱業 |
通 貨 | オーストラリア・ドル |
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