ヨーロッパ風の古い街並みが多く残されている州としても知られており、「隠れた観光地」と呼ばれることもあります。また、「福祉こそ最高法規」というモットーが掲げられており、福祉活動が盛んな州でもあります。
ミズーリ州には、「Show Me State(疑り深い州)」というニックネームがありますが、これは1899年、当時の州議会議員のウィラード・ダンカン氏が、「私はミズーリの出身だ。あなたはどこから?」と、出身地から相手の素性を探るという行為を公の場でしたため、「ミズーリ州の人は疑り深いんだな…」というイメージが定着したためだと言われています。しかし、実際にミズーリに住む人たちに、疑り深い傾向があるということはありません。
ちなみに、1904年、ソフトクリームの「コーン」が、世界で初めて開発されたのがミズーリ州セントルイス市だと言われています。