1700年代後半にイギリス人がハワイに訪れ、そこから白人社会とのつながりが生まれたのですが、日本による真珠湾攻撃で第2次世界大戦が勃発し、戦後、アメリカの正式な州として昇格することになります。なお戦時中は、アメリカ全土に暮らす日本人は捕虜として強制収容所に移送されましたが、ハワイにおいては、日本人が捕虜になることはあまりありませんでした。
その理由として、第一に、ハワイがまだアメリカの正式な州でなかったこと、第二に、当時のハワイ人口の約4割が、日本人や日系人であったため、日本人を移送すれば経済的な打撃が大きかったこと、などが理由として挙げられています。
ちなみに、現在のハワイの公用語は英語ですが、王国時代から続く「ハワイ語」も伝統として残されています。英語のアルファベットが「26」あるのに対して、ハワイ語はわずか「12」のアルファベットで構成されています。