サイトを丸裸に!? Website Explorerの使い方とダウンロード

Website Explorerの使い方画像

Website Explorer とは?

URLを入力すると、そのサイトの階層構造やファイル構成をエクスプローラー風に表示するフリーソフトです。

サイトの更新頻度、外部リンク、リダイレクト、リンクエラーなども調べることができます。
これらの検索結果はテキスト形式やエクセルで利用可能な、CSV形式での保存が可能です。

サイトマップの作成やPING送信など、SEOに役立つ機能も備えています。

サイト内で使用されている画像の抽出や、テキストも検索できます。
サイトの一括ダウンローダーとしても使えます。

どこで手に入るの?

窓の社Vectorからダウンロードできます。

窓の杜 からダウンロード

Vector からダウンロード

ダウンロードしたWEBEX_final.zipを解凍すると以下のファイルがあります。

Website Explorer解凍

WEBEX.exeをダブルクリックします。

こちらがWebsite Explorerを立ち上げた画面です。シンプルな画面です。

Website Explorerの画面

使い方

画面の上にある入力欄に調べたいサイトのURLをコピペして、リターンキーを押します。
ちなみに、右の「表示」ボタンをクリックすると、そのサイトが表示されるだけで解析は行われません。

URLを入力する窓

 

ここでは試しに「副業・在宅ワーク・サイドビジネス」のURL「https://www.abysse.co.jp/side-business/」を入れてみます。

すると、「ギュイーーーーーーーーン」という音と共にサイトデータの取得が始まります。
左端のアイコンが動き出し、URLを入力する窓にバーが伸びてきます。

サイトの取得

バーが右端まで伸びて、再び「ギュイーーーーーーーーン」という音が鳴って取得完了です。

 

URLを入れたサイトが表示されます。

サイトが表示される

ここから、上のプルダウンメニューやサイトが表示されているすぐ上にあるタブをクリックすると、さまざまなことが調べられます。

 

ちなみにこの「ギュイーーーーーーーーン」という音を鳴らしたくないという人は、設定で鳴らなくすることができます。
上のプルダウンメニューの「アクション」>「詳細設定」を選びます。

アクション>詳細設定

 

詳細設定画面が開きます。

詳細設定画面

 

「全般」タブをクリックします。

全般タブ

 

「サウンド」の「探査開始時」と「探査終了時」欄のチェックを「ユーザー定義」にチェックを入れます。

ユーザー定義にチェック

あとは「OK」をクリックして設定を保存します。これで音が鳴らなくなります。

どんなことに使えるの?

さまざまな分析ができますが、ここではその一部を紹介します。

他のサイトに使う場合自分のサイトに使う場合に分けて解説します。

ライバルサイトチェックに使う場合

そのサイトがどんなキーワードに力を入れているかや、どのくらいの文字数を書いているかを調べることができます。

サイト内ページタブ

サイト内ページタブ

そのサイトで使われているメタ・ディスクリプションメタ・キーワードH1などを見ると、どんなワードに力を入れているのかが分かります。

メタ・ディスクリプションとは

サイトの内容を簡潔にまとめたテキストです。<head>タグ内に記述されているので通常は表示されませんが、検索結果に表示されることがあります。ただ最近ではGoogleもあまり重視していないので、メタ・ディスクリプションを設定していないサイトも増えてきました。

メタ・キーワードとは

サイトの内容を表すキーワードです。<head>タグ内に記述されているので通常は表示されません。こちらもGoogleはあまり重視しなくなってきました。

H1とは

サイトの各ページに使われている大見出しタグです。

表示の仕方

「サイト内ページ」タブをクリックします。
サイト内のページやそのURL、メタ・ディスクリプション、メタ・キーワード、H1タグなどが表示されます。

サイト内ページの表示

「ワードの検出」もできます。試しに「パズル」と入力すると、
検索結果が黄色で表示さまれます。

ワードの検出の表示

文字数計算

文字数計算

そのサイトの総文字数やページごとの文字数が調べられます。
SEO的にも文字数は重視されています。同じような内容であれば文字数の多いほうが有利になります。

ライバルサイトの文字数を知ることで、自分のサイトでどのくらいの文字数を書けばいいのかの目安になります。

表示の仕方

プルダウンメニューの「ツール」>「文字数計算」

文字数計算

「文字数計算には検索データベースが必要です。検索データベースを作成しますか?」と表示されますので「はい」をクリックします。

文字数計算には検索データベースが必要です。検索データベースを作成しますか?

データベースが作成されます。。。

データベースが作成

文字数計算の結果が表示されます。
そのサイトの総文字数やそれぞれのページの文字数が確認できます。
「CSV形式で保存」もできます。

文字数計算結果

自分のサイトに使う場合

サイトの分析だけでなく、エラーのチェックやサイトマップ作成などSEO対策に必要な機能も備えています。

エラー一覧

カラー一覧

リンク切れなどをチェックできます。

ページリンクや画像のリンク、ファビコンのリンク切れなどもチェックできます。

表示の仕方

「エラー一覧」タブをクリックします。

エラー一覧の表示

サイトマップXMLの作成

サイトマップXMLの保存

サイトを作ったりページを更新したら、なるべく早くGoogleにインデックス化してもらったほうが、SEO的に有利になります。
Googleのクローラーにサイト内をもれなく巡回してもらうために、サイトマップXMLを送信しておく必要があります。

WordPressであれば、プラグインを使って簡単にサイトマップXMLを生成できますが、HTML+CSSでサイトを作っていると面倒な作業となります。

Website Explorerを使えばサイトマップXMLやサイトマップTXTの生成が簡単にできます。

生成の仕方

プルダウンメニューの「ツール」>「サイトマップXMLの作成」

サイトマップXML作成

「インデクス化の設定」ウインドウが表示されます。
「はい」をクリックします。

インデクス化の設定

サイトマップXML画面が表示されます。

サイトマップXML画面

下部の「サイトマップXML作成」をクリックします。

サイトマップXML作成

「urlsetタグの設定」ウインドウが表示されます。
「OK」クリックします。

urlsetタグの設定

sitemap.xmlが保存されました。

sitemap.xmlファイル

まとめ

これだけ高機能なソフトが無料で使えるのには本当に驚きですね。
ちなみに、開発者の方は一口1,000円で寄付も受け付けているようです。寄付先は、解凍したファイルのReadme.txtの最後のほうに記載されています。

また、感想・要望・バグ報告・新しい使い方なども募集しているそうです。
あなたの意見が次のバージョンアップに反映されるかも?

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