セントルシアはカリブ海に浮かぶ島国で、東京23区より少し狭いくらいの国土面積の国です。北緯14度、西経60度付近に位置し、首都のカストリーズは国土の北西の海沿いにある都市です。島の内陸部は火山を中心とした山岳地帯となっています。カストリーズは年間を通して最高気温が28℃前後、最低気温が25℃前後と温暖で、月の半分以上の日で雨が降ります。
セントルシアの主な産業は農業と観光業です。農業においてはバナナやココア、コプラの生産が中心となっています。しかしバナナの生産量は減り、観光業へとシフトしている状況ですが、近年の世界的な不況の影響を受け経済が低迷してしまっているのが現状です。日本はセントルシアに対して、自動車や原動機の輸出を行っています。
セントルシアの国民のほとんどがアフリカ系由来となっています。宗教はほとんどがローマ・カトリック教徒です。
国内には長距離路線に対応した国際空港もあり、アメリカやカナダ、ヨーロッパを結ぶ路線があります。