キューバはカリブ海にある東西に長細い島国で、日本の3割ほどの国土面積の国です。北緯20度から23度あたりに位置し、首都のハバナは島の北西にあります。夏の平均気温が27℃前後で冬の平均気温が21℃前後と、夏と冬の気温の差はあまり大きくありませんが、雨季と乾季に分かれていて5月から10月が雨季にあたります。また、この時期にはハリケーンの襲来もあり被害を受けることもたびたびあります。
キューバの経済を支えるものとして、近年は観光業が挙げられます。スペインの植民地時代の建築物や市街地が観光資源となり、旧ソ連の国々やヨーロッパからの観光客が多くなっています。古くからの産業であるサトウキビ生産による砂糖やニッケル、医薬品の輸出も経済を支える産業において大きな割合を示しています。
キューバの文化や食生活は、キューバの国民がスペインやアフリカに由来することもあり、それらの地域の特色がミックスされているものも多く存在しています。