バルバドスは北緯13度、西経59度付近の西はカリブ海、東は大西洋と境目にある島国で、国土面積は東京23区の約7割ほどの広さです。首都のブリッジタウンはバルバドス島の南西部の海岸沿いにあります。熱帯性の気候に属し、ブリッジタウンは年間を通して最高気温が30℃前後、最低気温が24℃前後と温暖です。年間降水量は1200㎜程度です。
バルバドスの主な産業は、農業や観光業、水産業、軽工業です。カリブ海付近にある国の中では比較的裕福な国となっています。農業においてはサトウキビの栽培が古くから盛んで、砂糖やラム酒へ加工し輸出が行われています。衣類や電子部品の製造もおこなわれ、電子部品はラム酒とともに日本へも輸出されています。20世紀後半からすでに観光地としてにぎわい始め、経済を支える中心産業となっています。
バルバドスの住民はそのほとんどがアフリカ系の住民です。国民の大半はキリスト教徒ですが、無宗教者もいます。