チュニジアはアフリカ大陸の北部にある地中海に面した国で、国土面積は日本の半分ほどの広さがあります。北緯30度から37度あたりに位置し、首都のチュニスは国土の北端にありあます。国土の南側はサハラ砂漠に属している乾燥地帯ですが、北の方に行くほど緑が広がっています。チュニスは夏場の平均最高気温は32℃前後で、冬場の平均最低気温は7℃前後と比較的気温が高めで、年間降水量は500mmに達しないほどです。
チュニジアの主要な産業は、農業と鉱工業と観光です。農業においては小麦やオリーブが中心となっています。鉱工業においては原油やリン鉱石の採掘とそれらの加工が重要な地位を占めています。地中海に面した立地ということで、最大の貿易相手はEU連合の国々となっています。
チュニジアでは国教としてイスラム教が定められていて、そのため国民のほとんどがイスラム教徒ですが、厳格に戒律を守る風潮はなく、女性のファッションも西洋の装いも多くなっています。