アフリカ大陸の西部にある、大西洋と面している国です。北緯11度あたりに位置し、面積は日本の10分の1ほど、人口は80分の1ほどです。北をセネガル、東から南にかけてはギニア、南西部で大西洋に面しています。首都のビサウはジェバ川が大西洋に交わる沿岸部にあり、気温は年間を通して27℃前後です。乾季と雨季があり、6月から10が雨季にあたり約1400mmの降雨があります。
ギニアビサウの主な産業は農業と漁業ですが、農業は生産性が低いため自給自足的な農業が中心となっています。ポルトガルの植民地から独立して以降、識字率が低くなってしまったことや内戦が続いてしまったことで、経済発展のきっかけが作り出せないことが問題となっています。世界最貧国の一つとなっています。
公用語はポルトガル語ですが、ほとんどの国民は現地語を用いポルトガル語を話せる人が少ないのが現状です。国民の約半分がイスラム教徒で、次いで現地宗教が信仰されています。