
アフリカ大陸南部にある大西洋に面する国です。国土面積は日本の3倍以上の広さで人口は日本の6分の1程度です。南緯6度から南緯16度あたりに位置する国で、赤道にやや近い地域です。しかし、沿岸部にある首都のルアンダは、大西洋を流れている寒流であるベンゲラ海流の影響で、年間の平均気温が約24℃と比較的穏やかな気候の地域です。
主要な産業は、沿岸部に埋蔵している石油や内陸部で産出されるダイアモンドの輸出で、経済発展に大きな可能性が期待されています。ただ、長年にわたって行われていた内戦の影響で、国内の各地には地雷が埋められていることもあり、開発には困難も立ちはだかっています。地雷除去作業には日本の企業の技術も利用されています。
国内の交通は内戦の影響でインフラが破壊されてしまった経緯もあり、自動車がメインとなっています。
食生活においては、旧宗主国であるポルトガルの影響が今でも残っていて、オリーブを栽培しオイルとして料理に使われています。