「ニュー・メキシコ州」は、アメリカ50州の中では歴史が浅く、1912年、47番目の州として合衆国に参加しました。
核兵器開発と原子力発電所が多く建設されており、「国家の犠牲地域」などと呼ばれる暗い影を落としつつも、州民性である明るい性格と、数多くの観光名所から、「魅惑の地」という愛称で親しまれている州でもあります。
ニュー・メキシコ州は、多くの移民と異なる文化が交差する土地であり、州政府は、同州を「バイリンガル地域」に指定しました。なんと、州内の全世帯の3分の1が、家庭内でスペイン語を話しているのです。
ちなみに、1万年前の「矢じり(矢の先の部分)」が発掘されるなど、考古学的な魅力も持ち合わせているニュー・メキシコ州は、アメリカで「最もアウトドアファンを魅了する州」としても人気を集めています。