Photoshopなどのソフトがなくても、オンラインでしかもカンタンに背景をトリミング(切り抜き)してくれるサイトです。
切り抜きサイト2選
Remove Image Background
AI技術により、対象物と背景を判別して画像の切り抜きをしてくれるサイトです。
最大8MBのJPGまたはPNG画像に対応しています。
以前は人物のみの切り抜きが可能だったんですが、現在では製品、動物、車などにも対応しています。

使い方
切り抜きたい画像をフォルダから選ぶ「Select a photo」と、URLから選ぶ「enter a URL」の2通りがあります。
ここでは「Select a photo」で進めます。

切り抜きたい画像を選んで「開く」をクリックします。

すると、数秒で切り抜く前の画像と切り抜いた画像が表示されます。

髪の毛のはねているところもちゃんと切り抜きされています。

これでOKであれば「Download」をボタンをクリックすると切り抜き済みの画像をダウンロードできます。
ちなみに、切り抜き画像の右下にある「Edit」をクリックすると簡単な編集もできます。
これが編集画面です。

「Erase」を選んで画面をなぞると、さらに切り抜き範囲が増えます。Eraseツールの半径は下のバーを左右に動かして調節できます。

「Restore」を選んで画面をなぞると、逆に塗り抜かない範囲が増えます。下のバーでRestoreツールの半径を調節できます。

「Color」をクリックすると、背景に色をベタ塗りできます。

「Photo」をクリックすると背景に好きな画像を合成できます。
あらかじめいくつかの画像も用意されています。「Select a photo」で自分で用意した画像を選べます。

やり直したければ「Undo」をクリックします。
編集前の状態に戻したければ「Reset」をクリックします。
編集が済んだら「Save」をクリックします。

Remove Image Backgroundの注意点
「こんな高性能な切り抜きを無料でやってくれるなんて!」と、普段仕事で切り抜き作業を多くやっている人には夢のようなサービスですが、ひとつ注意点があります。
ダウンロードした切り抜き済み画像の大きさを見てみると・・・
【元画像】

【切り抜き後】

画像の大きさが4680✕3120から612✕408になってしまいます。
個人がブログなどに使うレベルなら十分な大きさですが、仕事で使うとなるとこれはちょっと困りますね。
大きな画像のままダウンロードするには有料となります。
⇒ 料金プラン
料金プランにはいくつかのコースがありますが、例えば“500 credits / month”コースですと、1ヶ月500枚の切り抜きができて、89ドルです。(1枚あたり0.18ドル≒20円)これを高いと見るか安いと見るかはあなた次第。。。
ちなみに、500枚に達しなかった場合は残りを翌月にロールオーバーできます。
支払い方法は主要なクレジットカード、PayPalとApple Payです。
PhotoScissors Online
こちらのサイトも独自のアルゴリズムによって、対象部と背景を判別して切り抜いてくれるサイトです。
最大10MBのJPGまたはPNG画像に対応しています。

使い方
トップページの中央部分に切り抜きたいファイルをドラッグするか、「Upload image」をクリックしてファイルを選びます。

すると、画像修正をするツールの使い方を解説するウインドウが表示されます。とりあえずここでは右上の「✕」で閉じます。

元の画像(左)と切り抜いた画像(右)が表示されます。
Remove Image Backgroundと比べて切り抜きが粗いようです。

試しに、2つのサイトの切り抜き後の画像を並べてみました。
左がPhotoScissors Online、右がRemove Image Backgroundです。差は一目瞭然ですね。

PhotoScissors Onlineの場合は、切り抜いた後に自分で調整が必要のようです。
そこでさきほど一旦閉じた解説画面を表示させてみます。
右上の「?」ボタンをクリックすると表示されます。
英語なので要約を載せておきます。
“PhotoScissors Onlineの手順”
“前景と背景を描きます。
あなたがすることは、前景と背景のいくつかをハイライトにすることだけです、そして、私達のアルゴリズムは細部を手伝います。 背景に別れを告げて保存します。”

“強調表示しない
領域を慎重に選択する必要はありません。赤(削除)マーカーが透明にしたい色に触れ、緑(維持)マーカーが残したい色に触れていることを確認してください。”

“線の中にとどまる
切り取りたいオブジェクトの線の範囲内に収まるようにしてください。 前景の外側の領域を緑色のマーカーでマークすると、背景の一部も切り取ることができます。 同様に、前景に赤を付けないでください。”

“髪の毛がどこにあるかPhotoScissorsに伝える
PhotoScissorsに髪の毛の位置を伝えるには、黄色いマーカーを選択して対応する領域をペイントします。 このように。”

・・・というに、正直ちょっとメンドウです。
画面の上部にあるツールを使って、画像を調整していきます。

緑の「+」ツールで切り抜く範囲を大まかに指定して、赤の「-」ツールで切り抜く背景を大まかに指定します。黄色丸で髪の毛と背景の重なっているところを指定します。
少しいじってみましたが、操作感に慣れるのに時間がかかりそうです。

Photoshopを持っている方ならそちらを使っても、作業時間があまり変わらない気がします。。。
ちなみに、こちらのサイトも背景の簡単な編集ができます。
右側の真ん中のタブをクリックします。

Backgroundのメニューから「Solid Color」を選びます。

すると、背景にカラーをベタ塗りする画面になります。
「Color」下のバーをクリックすると「色の設定」ウインドウが現れますので、好きな色を選べます。

背景に画像を合成することもできます。「Backgroundメニューから「image」を選びます。

「Select image」をクリックして背景に入れたい画像を選びます。

切り抜いた画像に影(ドロップシャドウ)を付けることもできます。
右側の星のタブをクリックします。

「Opacity」は透明度、「BlurRadius」はぼかしの半径、「Color」で影の色を指定します。

Shadowのチェックを入れると、画像にシャドウが適用されます。

PhotoScissors Onlineの注意点
画像の修正が済み、右上のフロッピーディスクアイコンをクリックして、データをダウンロードしようとすると、次のようなメッセージが現れます。
“結果画像のダウンロード
高品質の結果をダウンロードするには、ダウンロードクレジットを購入する必要があります。
(すでに登録されている場合はログインしてください。)”

こちらのサイトもRemove Image Backgroundと同様に、フルサイズの画像をダウンロードしようとすると有料になります。
とりあえず、無料でダウンロードできる「Download Low Resolution(低解像度のダウンロード)」ボタンをクリックします。
切り抜き前との画像の大きさを比べてみると
【元画像】

【切り抜き後】

画像の大きさが4680✕3120から600✕399になってしまいました。
ちなみに、「Purchase(購入)」の緑のボタンをクリックすると、クレジット購入ペーシに行きます。⇒ 料金
こちらはお値段グッとお安くなって、画像500クレジット(画像500枚分)で19.99ドルです。(1枚あたり4セント≒4円)
未使用のクレジットは、最後のクレジット購入から1年間有効です。
支払いはPaypalまたはクレジットカードが使えます。
また、こちらのサイトは、PhotoScissors以外にも、画像から不要なものを取り除く「Inpaint」、ゆがみなく画像のサイズを変更する「iResizer」、複数の画像をつなぎ合わせてパノラマ画像を作る「PhotoStitcher」なども運営しています。

まとめ
「Remove Image Background」「PhotoScissors Online」の2サイトともに、無料での切り抜きでは600✕400ピクセルほどの大きさになってしまいます。
大きな画像をダウンロードするには、有料プランにする必要があります。
料金
Remove Image Backgroundの場合
⇒ 料金プラン
1ヶ月500枚の切り抜きができて89ドル(1枚あたり0.18ドル≒20円)
500枚に達しなかった場合は残りを翌月にロールオーバー可能
PhotoScissors Onlineの場合
⇒ 料金
500枚分の切り抜きで19.99ドル(1枚あたり4セント≒4円)
未使用のクレジットは、最後のクレジット購入から1年間有効
時間かお金か
切り抜きの精度は「Remove Image Background」のほうが上ですが、料金の安さは「PhotoScissors Online」に軍配が上がります。
高くても切り抜く手間を減らしたいという人は「Remove Image Background」を、多少手間がかかっても安く仕上げたいという人は「PhotoScissors Online」を利用するといったところでしょうか。







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