写真を売って稼ぐ

パンフレットやチラシのイメージ写真、ウェブサイトのアイキャッチ画像など、写真のニーズは常にあります。

かつては、プロのカメラマンが高価なカメラで撮っていましたが、いまや誰でもデシタルカメラやスマートフォンで、高画質な写真を撮れるようになりました。

せっかく撮った写真を保存したままにしておくのではなく、どうせならお金に変えてみてはいかがでしょうか?

ストックフォトサービスというものを利用すれば、それが可能になります。
代表的なところを、いくつかご紹介します。

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ストックフォトサービス6選

ストックフォトサービスは国内外問わずたくさんあります。その中から有名で利用者も多く、使いやすいサイトを選びました。

スナップマート (Snapmart)

フリマ感覚で、スマホで撮った写真が販売できます。専用のアプリ(iPhoneのみ)を使って、写真のアップロードや登録、販売を行います。

販売方法は、撮った写真をアップして購入を待つマーケットプレイスと、企業が出すテーマに沿った写真を撮るコンテストの2種類があります。



アプリはiPhone版のみになります

販売価格&報酬率

・報酬率はクリアした条件によって30〜60%の間で変動
・モデルリリースを取得した人物写真の価格が25%アップ

PIXTA

こちらは、Snapmartよりももっと本格的にやりたいという人向けです。

登録時には簡単な入門テストがあります。


写真・イラスト素材が購入された場合のコミッション率

・一般クリエイター 22~42%
・専属クリエイター 30~53%
・人物専属クリエイター 42~58%

 

PIXTA Channel

クリエイター向け情報サイトです。
月間ランキングの発表や、今どんな写真が売れ筋なのかなど、販売者側からの役立つ情報が満載です。

Shutterstock

海外企業なので、支払いの受け取りが少々面倒ですが、世界中から購入者が集まります。

Shutterstockサイト

報酬額の内訳

Adobe Stock 

DTPやウェブ制作業界では有名な、アドビ社の運営するフォトストックサービスです。

 

コントリビューターに対するロイヤリティの詳細

iStock 

フォトストックサービスとして、特に海外で有名なところです。購入者も欧米人が多いです。イラストや映像作品の販売もあります。

 

iStockロイヤリティ(報酬)の変更について

専属コントリビューターの報酬率は最低で25%、最大で45%です。
iStock非専属コントリビューターの報酬率は素材タイプごとの均一報酬率(写真の場合は15%、イラストと映像の場合は20%)です。

フォトレコ 

こちらは、不特定多数の人に写真を販売するサイトではありません。

幼稚園・小学校などの学校行事や、スポーツ大会・ダンススクールの発表会などで撮影された写真を、イベントに参加された方に対して写真販売するサービスです。

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売れ筋のジャンルは

写真といっても、様々なジャンルのものがあります。どんな写真が人気なのでしょうか。
よく売れているジャンルをご紹介します。

人物

女性の写真は、美容関係や健康食品関係の広告によく使われます。
OLやサラリーマンなどスーツ姿の人物は、ビジネス関係全般に需要があります。看護師やCAなどの職業がはっきりしているものもそれぞれの業界で広告素材として人気です。

人物写真例の画像

 

赤ちゃんや小さい子供は子育て、高齢の方は福祉や介護関係の広告に需要があります。

赤ちゃん子供老人の画像

 

引き締まった身体や筋肉モリモリの人物はヨガやフィトネスやジムの広告によく使われます。逆にメタボ体型の写真にも需要があります。

健康関連の写真

風景

ベタな観光地や世界遺産、特に海外の風景は旅行業界やイメージフォトとして人気があります。

風景例の画像

都会の雑踏、田舎の自然や田園風景などもイメージフォトとしての需要があります。

都会と田舎の写真

ペット

ここは定番のイヌ、ネコがペット関連業界から人気があります。もしくは癒やしをテーマにしたイメージフォトとして使われます。

ペット例の画像

室内

雰囲気のある古民家やモダンなインイリアの写真が好まれます。

室内の写真

料理

和・洋・中それぞれの定番料理からエスニック料理などは、料理や食品関係、口コミサイトなどからの需要があります。ただし、美味しそうに撮るにはテクニックが必要となります。

食材や調理をしている様子なども食品関係のイメージフォトとしてよく使用されます。

料理例の画像

売れる写真とは

写真を撮って、ただアップロードしておくだけではなかなか売れません。売るための工夫が必要です。

しっかりタグ付けをする

アップした写真には、最低10以上はタグを付けましょう。どんなにいい写真でも、検索に引っかからなければ意味がありません。

季節を先取りする

入学・入社シーズン、夏休み、バレンタイン、クリスマスなど、季節ごとに様々なイベントがあります。これらに関連した写真は、1~2ヶ月先取りして撮ってアップしておきましょう。

月別行事

1月お正月 初詣 お年玉 初日の出
2月豆まき 恵方巻き バレンタイン
3月ひな祭り ホワイトデー 卒業式 春休み 花粉症
4月エイプリルフール お花見 新学期 入学式 入社式
5月こどもの日 母の日 GW
6月父の日 梅雨 衣替え ジューンブライド
7月七夕 お盆 夏休み 花火
8月暑中見舞い 夏休み 花火 夏祭り
9月敬老の日 お彼岸 新学期 十五夜
10月運動会 紅葉狩り 体育の日 新米
11月文化の日 勤労感謝の日 立冬
12月クリスマス 大晦日 大掃除 除夜の鐘

テーマをはっきりさせる

様々なものが、ゴチャゴチャと写っている写真は使いにくいものです。テーマを決めて撮りましょう。

余白を作る

文字を入れるためのスペースを空けて撮ったものは、使い勝手がよく人気があります。

写真余白例の画像 [ad]

写真販売時の注意点

写真を販売するにあたって、注意することがあります。

タグ付けについて

タグ付けは、写真の内容に沿ったものだけを付けましょう。関係の無いものまで欲張って付けると、運営からペナルティを受ける場合があります。

肖像権に注意

人物を撮る際には、肖像権にご注意ください。本人同意の許諾書が必要になります。
風景写真などで、なにげなく写り込んだ人も、個人が特定できないものにしましょう。

まとめ

一億総カメラマンの時代で、誰でもカンタンに写真が撮れるようになりました。ただ撮っているだけではなくて、売ることを意識して撮っていると撮影テクニックも徐々に上がってきます。

“習うより慣れろ”です。ストックフォトサービスの登録は無料でできますので、まずは登録して気軽に始めてみてはいかがでしょうか。

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