飲食店のデリバリー配達を自分の好きな時間・好きな場所でできる、それがUber Eats(ウーバーイーツ)配達員です。
一回の配達で得られる金額は数百円ほどですが、効率よくこなせば、月に3~5万円、専業になれば20~35万円は稼げるようです。(報酬は、時間、地域、プロモーションによって異なります。)
自転車や原付バイクが必要ですが、持っていなくても、Uber Eatsが契約しているレンタル会社から安く借りられます。
それでは、Uber Eatsの仕組みと、配達員の登録から働き方までを解説していきます。
Uber Eatsの仕組み
①注文者が食べ物のデリバリーをPCやスマホから注文します。代金の支払いは登録してあるクレジットカードにて行います。
注文はUber Eatsを通じて店舗とUber Eats配達員に届きます。
②Uber Eats配達員が店舗に注文された品を取りに行きます。
店舗までのルートは配達員専用アプリのUber Driverに表示されます。
③届け先のルートもUber Driverに表示されます。
注文した品を届けたら、アプリでお届け完了の操作をして終了となります。配達員と注文者の間での金銭のやり取りはありません。
ただし、Uber Eatsの利用できるエリアは、東京・埼玉・千葉・大坂・神戸・横浜・川崎・京都・名古屋・福岡とまだ限られています。
サービス対象エリアは順次拡大しています。最新情報は「ニュース(Uber Eats公式サイト)」でご確認ください。
報酬について
Uber Eats配達員がもらえる報酬額は、
基本料金 × ブースト + 特別キャンペーン - サービス手数料
の組み合わせで決まります。
基本料金は、飲食店で商品を受け取った時点で300円、注文者に商品を届けた時点で170円発生します。さらに、飲食店から注文先までの距離に応じて、1kmごとに150円発生します。ただし、基本料金は都市によって微妙に異なりますので各都市のパートナー向けガイドで確認してください。
ブーストとは、忙しい時間や曜日、祝日、地域などに掛け合わされる倍率で「×1.2」や「×1.5」などとUber Driverに表示されます。
特別キャンペーンとは、雨や雪の日や、配達件数を多く請け負った日などに加算されます。
サービス手数料とは、Uber Eatsに支払う手数料のことです。基本料金の35%が引かれます。
例) 距離が2km、ブースト×1.3の場合 (東京・埼玉・千葉)
300円(受け取り)+170円(受け渡し)+(150円×2km)=770円(基本料金)
770円×1.3(ブースト)=1001円
基本料金770円の35%が手数料として引かれますので770円×0.35%≒269円
1001円-269円=732円
ということで、732円が受け取り金額となります。このほかに特別キャンペーンがプラスされる場合があります。
上記の料金体系につきましては、2019年4月現在のものです。たまに改定される場合がありますので、最新情報は「お支払について(Uber Eats公式サイト)」でご確認ください。
お支払いは、週一回ごとになります。月曜日の午前4時が締め日となります。
Uber Eats配達員になるには
大まかな流れはこんな感じです。
①ネットで必要事項を入力して登録
②専用アプリ(Uber Driver)をダウンロード
③必要な書類の画像をアップロード
④近くのパートナーセンターに行き正式登録・専用バッグを受け取る
⑤Uber Eats配達員として働く!
①ネットで必要事項を入力して登録
PCもしくはスマホで、Uber Eatsサイトから配達員の登録をします。
メールアドレス、名前、電話番号、パスワード、都市などの必要事項を入力し「次へ」をクリックします。
手続き管理用画面に移ります。
「パートナーアプリ向けメールを受信しましょう」をクリックします。
②専用アプリ(Uber Driver)をダウンロード
Uber Driverという配達員が使うアプリをインストールします。
Uber Driverを開いて、先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
③必要な書類の画像をアップロード
「登録を続ける」をタップします。「プロフィール」を開いて、必要な書類の画像をアップロードします。
登録時に「Scooter(原付バイク)」か「Biking(自転車)」かを選んだかによって、必要な書類は異なります。
「自転車」を選んだ場合
+【○○○○】の部分をクリックすると詳しい表示が出ます。
外国籍の方は、パスポートまたは在留カードいずれかの画像もアップロードしてください。
「原付バイク」を選んだ場合
外国籍の方は、パスポートまたは在留カードいずれかの画像もアップロードしてください。
④パートナーセンターもしくは登録センターに行く
予約は必要ありません。営業時間内にお近くのセンターに行ってください。
東日本エリア
西日本エリア
パートナーセンターで簡単な講習を受け、正式な登録となります。
専用のバッグを受け取ります。バッグには8,000円のデポジット料金がかかります。2,000円×4回に分けて報酬から引かれます。
Uber Eats配達員を辞めるときに、この8,000円は戻ってきます。
原付きバイクや自転車をレンタルする場合はここで契約をします。
⑤Uber Eats配達員として働く
これで手続きは完了です!
あとは、いつでも好きなときにUber Eats配達員として働くことができます。
Uber Eats配達員のメリット・デメリット
メリット
- アプリをOnにすれば仕事開始、アプリをOffにすれば終了と、好きな時間に働ける
- 上司や同僚などの人間関係の煩わしさがない
- 服装や髪型が自由
- 自転車での配送なら適度な運動になる
- 金銭のやり取りをしなくてよい
デメリット
- まだサービスを行っているエリアが限られているので、住んでいる地域や勤務地から遠いと働くのが大変
- 依頼を受けて店舗までの時間・距離には報酬が発生しない
- 配達リクエストを無視し続けているとアカウント停止になる場合がある
- 交通事故に遭う可能性がある
まとめ
最近は、都心でUber Eats配達員を見かけることも多くなってきたように感じますね。
テレビや雑誌などでも、時間に縛られず人間関係の煩わしさがない新しい働き方として紹介されています。副業のみならず、専業でやっている方も増えています。
↓やるかどうか、迷っている方はこちらの記事もどうぞ!
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