ニウエは南緯19度、西経169度の太平洋に位置する世界最大のサンゴ礁の島で、ニュージーランドの北東約2,400kmに位置しています。元首は英国女王が就き、立憲君主制です。国土面積は259㎢で鹿児島県の徳之島とほぼ同じとあって、非常に小さな国です。人口は1,200人ほどで人口密度が低く、1㎢あたり約4.6人となっています。民族はポリネシア系のニウエ人が90％で、ニウエ語と英語が言語になります。宗教はキリスト教が90％占めます。交通は首都のアロフィの南側に空港があり、ニュージーランド航空が定期便を運航しています。気候は温暖で最寒月の平均気温が18度以上のサバンナ性で、11月から翌年の4月までが雨季に入ります。基幹産業は農業でパッション・フルーツ、ライム、バナナなどを栽培しています。ニウエでは自給農業が大半で、ほぼ全ての家庭で主食のタロイモのプランテーションをしています。ニュージーランドとは自由連合の関係で、経済・財政、貿易、移住などで連携を深めています。外交関係のある国家はニュージーランドのほか、マレーシア、中国、フランス、インド、トルコなどになります。日本は2015年にニウエを国家として承認し、外交関係を築いています。

ニウエの現在時刻

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