赤・白・黒の横三分割のデザインは、エジプト国旗の影響があるといわれています。
かつて、北イエメンの国旗も南イエメンの国旗も星を配したデザインでしたが、1990年に南北イエメンが統合し、汎アラブを象徴するシンプルな三色旗が採用されました。
イエメンでは一般的に、赤は殉職者の流した血と統合を、白は輝かしい未来を、黒は暗黒の過去を表すとされています。
北イエメンと南イエメンの国旗の変遷
北イエメン
オスマン帝国からの独立後、イエメンのムタワクキライト王国は、1927年から1962年まで、剣と星の付いた赤い旗を使用しました。1962年にイエメンアラブ共和国になったとき、旗は汎アラブ色になりました。その年の9月から11月までは2つの星の旗を使用していましたが、その後、星ひとつの旗を使用するよう変更されました。
南イエメン
かつてこの地域の一部は、イギリスの植民地でしたので、カントン部にユニオンフラッグのあるブルー・エンサインの旗が使用されていました。中央に白い三日月と星のものは、南アラビア連邦の旗です。その後、南イエメン人民民主共和国が成立すると、汎アラブ色に三角の水色地に星という現在の国旗によく似たものになりました。
似ている国旗
エジプトの国旗 | シリアの国旗 | イラクの国旗 | スーダンの国旗 |
ヨルダンの国旗 |
イエメン国旗のパーツごとの説明
汎アラブ色の国旗
革命
平和と希望
過去の圧政からの独立
イエメンの基礎データ
面 積 | 528,000km² |
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首 都 | サヌア |
言 語 | アラビア語 |
主要産業 | 農業、漁業、石油 |
通 貨 | イエメン・リアル |
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