完全独立を勝ち取った1828年の2年後に当たる1830年に、現在の国旗が制定されました。
支援国アルゼンチンの国旗と似ており、モデルにしたといわれています。
左上の黄色の太陽は、インカの太陽神「インティ」を表しています。その名前は、1810年5月18日から25日に発生したスペインからの独立「5月革命」を指し、アルゼンチンと同様「五月の太陽」と呼ばれているものです。
白と青の9本のストライプは、アメリカ国旗の成り立ちに基づいて、独立当時の9つの州を表しています。また、白は平和を、青は自由を表しています。
当初の1828年12月に法律で採用されたときは、9本の青いストライプの数で州を表していて、白と合わせて19本のストライプになっていました。しかし、遠くからの視認性の問題により、1830年7月の法律改正により白と青の合計で9本のデザインになりました。

ウルグアイ国旗の変遷
ウルグアイは長らくスペインの植民地でしたが、1828年にウルグアイ東方共和国として独立を果たしました。独立後も何度となく戦争があり、その度に国旗も変わりました。同時期に複数の国旗が使用されていたこともあります。

スペインの植民地時代に使用されていた、当時のスペイン王国の国旗です。

5月革命の後、スペインからの独立を勝ち取った、アルゼンチン共和国ユナイテッド州の旗です。当時、ウルグアイはアルゼンチンの一州でした。

ウルグアイの独立指導者ホセ・ヘルバシオ・アルティガスが掲げた旗で「アルティガスの旗」と呼ばれる旗です。東方州と連邦同盟の旗でもあります。

ポルトガルブラジル占領下で使用されていた、シスプラティーナ州の旗です。

33人の東方人がブラジル帝国に対してゲリラ戦を展開しました。
その結果、東方州の独立とリオ・デ・ラ・プラタ連合州との合併を宣言しました。

1825年から1828年の間に使用されたウルグアイ最初の旗です。フロリダ議会によって承認されました。

他のアルゼンチンの州との再統一中および予備平和条約(1828年)まで、当時のアルゼンチンの国旗が使用されました。

青と白19本のストライプがある、独立当初に使用された国旗です。

ストライプの数が青と白合わせて9本になった旗です。現在のものと一緒です。

1836年から1850年までの第一次世界大戦中に、国民党軍が使用した東部州の旗です。

上記の国民党に対抗した、ホアキン・スアレス政権が用いた旗です。
影響を受けた国旗
ウルグアイの国旗が作られるにあたって影響を受けた国旗です。
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2色ストライプの国旗
![]() | ![]() ギリシャの国旗 | ![]() | ![]() |
![]() トーゴの国旗 | ![]() リベリアの国旗 |
ウルグアイ国旗のパーツごとの説明
「五月の太陽」と呼ばれるインカ文明のシンボル
9本のストライプ…独立時の9つの地方
平和
自由
ウルグアイの基礎データ
面 積 | 175,000km² |
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首 都 | モンテビデオ |
言 語 | スペイン語 |
主要産業 | 牧畜、食品加工業、皮革・羊毛業 |
通 貨 | ペソ |
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