甘粛省

かんしゅくしょう

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甘粛省の位置同省の略称は甘。明の時代は陝西省に属していたが清の時代に甘粛省となった。内陸部に位置し、西北に位置する三大高原(青蔵、内モンゴル、黄土)への玄関口となっている。多くの少数民族がここに暮らし、トンシャン、ユーグ、ボウナン族はこの省特有の少数民族である。同省は東西に細長い形をしており、北部の亜熱帯から南部の寒帯と8つの気候区に分けられる。黄河の上流域に位置する同省にとって黄河は有力な水資源である。麦積山石窟、仙人崖、嘉峪関等の観光地へ毎年多くの観光客が訪れる。シルクロードが陝西省を基点として同省を横切っており、敦煌の仏教遺跡は世界的に有名である。主な都市は天水市、嘉峪関市、武威市等。省都蘭州の名物である蘭州牛肉ラーメンは庶民に定番の主食である。ウリ科の果物が豊富で、毛皮の産地ともなっている。
■甘粛省の基本データ
面  積 454,000km²
人  口 26,190,000人
人口密度 57.7人/km²
G D P 3,176億元
一人あたりGDP 12,110元
省  都 蘭州
公式サイト http://www.gansu.gov.cn/

■地図・白地図フリーデータ

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