中東部に位置しており、1796年、16番目の州として合衆国に参加した「テネシー州」は、アメリカでも珍しく、8つの州と接しています。「テネシー」という名前からも想像できるように、以前からウィスキーの醸造が盛んに行われており、今では「テネシーウィスキー」はアメリカのみならず、世界中で愛飲されています。
「農業と商業」が州のモットーであり、「希望的な言葉」で表現されたモットーが多く見られるアメリカにおいて、「実用的なモットー」を持つ数少ない州です。しかしその一方で、「ボランティアの州」という愛称もあり、「皆で助け合う」という習慣が強く見られる街でもあります。
アメリカ史上で最も大きな地震、「ニューマドリッド地震」の震源地としても知られており、その地震によって生まれた「リールフット湖」は、地元の人気の観光スポットです。
ちなみに、テネシー州内にある「ブリストル」という町は、諸説あるのですが、カントリーミュージックの「発祥の地」と言われています。