1790年、13番目の州として合衆国に参加した「ロードアイランド州」は、アメリカ北東部に位置しており、50州の中でも最も面積の小さい州です。
ロードアイランド州は、イギリス人による植民政策を非難した一部の人たちが逃げ延びた土地に作られた州であり、その後、クエーカー教徒やカトリック教徒などを受け入れ、信仰の自由が保障されている数少ない場所として存在していました。
その後、合衆国に参加するよう求められましたが、その要請を断り続けたのです。しかし、外国扱いされる中、様々な貿易品に高い関税がかけられ、経済的にひっ迫したロードアイランドは、ついに合衆国に参加することになったのです。
今では、そのような歴史も貴重な観光資源となっており、「歴史深い郊外の町」として、ここを訪れる観光客も多いのです。
ちなみに、ロードアイランド州の正式名称は「State of Rhode Island and Providence Plantations(ロードアイランド及び、プロビデンス・プランテーション州)」であり、これはアメリカで最も長い「州の正式名称」となっています。