アメリカ中北部に位置しており、カナダと国境を接している州でもあります。1889年、39番目の州として合衆国に参加した「ノースダコタ州」は、「自由と統合は永遠に続き、人々は分離することがない」というモットーを掲げています。また、「Peace Garden State(平和の庭園の州)」というニックネームからも、人の和を重んじ、仲間を大切にする州民性を持ち合わせています。
さらに、「ダコタ」とはインディアン後の「仲間」を意味しており、そこからも仲間を大切にする習慣が根付いていることが分かるでしょう。
カナダと国境を接しているだけあり、ノースダコタ州内にある「ラグビー市」には、高さが5メートルの大きな岩があり、そこにはアメリカとカナダの2つの国旗が掲げられています。それほど観光資源に恵まれた州ではありませんが、「穏やかな郊外の街」という印象があり、ゆっくりと休暇を過ごしたい人に人気のスポットとなっているのです。
ちなみに、国道83号線は、アメリカからカナダへ抜ける道となっており、国境付近はちょっとした宿場町として賑わっています。