アメリカ中西部に位置する州であり、ラスベガス市を抱えることから、「カジノの街」として有名です。1864年、36番目の州として合衆国に参加したネバダ州は、「All for our country（すべてをわが国のために）」を州のモットーとしており、「Silver State（銀の州）」というニックネームで親しまれています。 カジノの街として有名なネバダ州ですが、コイン式のスロットマシーンが世界で初めて発明された街でもあります。1899年、チャールズ・フェイ氏によって現在のようなスロットマシーンの原型が作られ、それをもとに、カジノの街として発展していったのです、 ただし当初は、カジノは非合法なものであり、「隠れて楽しむもの」という時代が長く続きました。しかし、1931年3月、当時の州知事であったフレッド・バルザー氏がカジノを合法化したことにより、そこから今のような「夢の街」として大きく飛躍することになるのです。 ちなみに、カジノのイメージが強いネバダ州ですが、自然が多く残されている土地でもあります。とくに金鉱脈は有名で、アメリカで産出される金のほとんどがネバダ産なのです。また、ネバダ州に唯一ある湖は、見た目にも美しく、観光スポットとなっているのですが、じつは人の手によって作られた「人口の湖」なのです。