「インディアナポリス」を州都に定めるインディアナ州ですが、その語源である「インディアンの土地」とは裏腹に、白人によって徹底的に土地の没収が行われた過去を持つ州です。しかし、リンカーンが幼少期を過ごした場所であるだけに、「リンカーンの街」として、歴史的な観光資源が豊富な州でもあります。 1816年、19番目の州として合衆国に参加しましたが、自動車メーカーを始め、多くの日本企業も積極的に参入しています。これは、近くにシカゴという大都市があるため、また、インディアナは歴史的・地理的に、アメリカ東西の「分岐点」であることを理由としています。インディアナ州が「The Crossroads of America」と呼ばれるのはそのためです。 なお、アメリカと言えば野球が有名ですが、1871年5月4日、アメリカで初めてプロ野球の試合が行われたのがインディアナ州の「フォートウェイン」という街でした。 ちなみに、インディアナ州には「サンタクロース」という地名があり、クリスナスのシーズンには、全米から何万通もの手紙が届くそうです。