1788年、5番目の州として合衆国に参加した「コネチカット州」は、「アメリカ創成期の13州の1つ」として知られています。「コネチカット」という地名は、旧英書体で「Quinnehtukqut」と書き、この土地に以前から住んでいたインディアン「モヘガン族」の言葉で、「長い川の流れる土地」という意味があります。
「報道の街」としても有名であり、1764年、アメリカで最も古くに発刊された「ハートフォード・コーラント紙」は、200年以上も現地の人々に愛されている新聞です。また、週刊新聞や月刊新聞を合わせると、約150もの新聞がコネチカット州内で発行されているのです。
なお、コネチカット州は、アメリカのみならず、「世界で初めて」という称号をたくさん持っています。「初めて飴玉の自動生産機械を作った州」、「初めて、ゴルフの女子トーナメントが開催された街」、「世界で初めて信管(ヒューズ)を作った街」などなど、「世界初」が多く見られる街として、近代アメリカの歴史スポットとして人気になっているのです。
ちなみに、コネチカット州は、千葉ロッテマリーンズの元監督、「ボビー・バレンタイン氏」の出身地でもあります。