ソロモン諸島は、南太平洋に浮かぶ100を超える島々からなる国で、国土面積は日本の北海道の約3分の1ほどです。南緯9度、東経159度付近の海域に位置し、首都のホニアラはガダルカナル島の北部の海岸沿いにあります。ホニアラの平均気温は年間を通して26℃前後と温暖で、年間の降水量は2000mmと雨の多い地域です。
ソロモン諸島の主要な産業は、林業と漁業です。カツオ、マグロを中心とした魚類や木材の輸出が行われていて、主に中国やオーストラリアに向けて輸出されています。最近では食品工場もあり、日本に向けても輸出されています。また、観光業も盛んになってきて、ホニアラにはツーリズムの拠点があります。
公用語は英語とピジン英語となっていますが、完全な英語を喋ることができる住民はほとんどいません。現地語と英語がミックスされてできたピジン英語が日常生活ではメインに使用されています。国民のほとんどがキリスト教を信仰しています。