モルドバは東ヨーロッパにある、ウクライナとルーマニアに挟まれた内陸国で、旧ソ連の構成国の一つでもありました。北緯47度、東経28度付近に位置し、国土面積は日本の北海道の約4割ほどの広さがあります。首都のキシニョフは国土のほぼ中心にあります。キシニョフは夏場の平均最高気温が27℃前後、冬場の平均最低気温が氷点下4℃前後と、夏は暑くて冬は寒い気候となっています。年間降水量は550㎜ほどで、毎月平均的に雨が降ります。
モルドバの主な産業は、食品加工業や農林水産業、サービス業です。石油等の資源がないことに加え、政治的な要因が影響して、ヨーロッパ圏の中で最も貧しい国とされていいます。農林水産業においてはブドウの生産を行い、それをワインに加工しています。衣類の製造等の工業もおこなわれています。日本もモルドバから衣類や食料品を輸入し、日本からは自動車や機械を輸出しています。
国民のほとんどが正教会を信仰しています。