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Federal Republic of Germany
あのディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなった、ドイツを代表する美しいお城といえば、このノイシュヴァンシュタイン城でしょう。世界中から観光客が年間130万人来るともいわれています。1869年にルートヴィヒ2世によって建てられましたが、実はこのお城、伝統的な石造りの建築ではなく鉄骨コンクリートとモルタル製で、実用性にも乏しい趣味性の強いお城なのです。また、このお城の建築中にルートヴィヒ2世は謎の死を遂げており、内部は完成することなく現在では観光施設として利用されています。ミュンヘンから電車で約2時間ほどの、オーストリアとの国境近くにあります。ロマンチック街道の終点にもなっています。入館料は12€、18歳未満は無料で、日本語のオーディオガイドもあります。
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塔の高さは約157mもあり、ゴシック建築としては世界最大の大聖堂です。実はいまの大聖堂は3代目で、初代は4世紀に完成し最も古い聖堂でした。2代目は818年に完成しましたが、1248年の火災により焼失してしまいました。同年、3代目の建設がはじまったものの財政難により工事が中断しました。1842年に建設が再開され、全てが完成したのは1880年でした。建設開始から実に632年が経過していました。南側の側廊のステンドグラスは、第二次世界大戦で破壊されてしまったため、現代アーティストのゲルハルト・リヒターによってデザインされましたが、その斬新な格子柄のステンドグラスは賛否両論あります。南側の塔には約500段の階段があり、上に登ることができます。大聖堂内への入場は無料ですが、塔に登るには4€、宝物館に入るには6€かかります。
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東西ドイツ分断の象徴でもあったベルリンの壁は、1989年秋に崩壊しました。壁の一部は保存され、いまではベルリンの観光名所となっています。その中でもイースト・サイド・ギャラリーと呼ばれる場所は、1.3kmにおよぶ一番長い壁で、世界中から118人のアーティストがさまざまな作品を描きました。左の写真は、ドミトリー・ヴルーベリ氏が描いた「兄弟のキス」と呼ばれる作品です。旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東ドイツのホーネッカー国家評議会議長の熱いキスがインパクト十分です。Berlin-Ostbahnhof(ベルリン東駅)からすぐのところにあります。
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写真の左側にある建物は、英語でフォー・シリンダーズ (Four Cylinders) と呼ばれているBMW本社ビルで、その隣にあるお椀のような建物がBMW博物館です。ミュンヘンの中心部から北西5kmほどのところにあります。5,000平方メートルのスペースに、BMWがこれまで製造してきた約120のバイクや自動車が展示されています。入場料は10€(学生7€)で、月曜が休館日です。すぐ近くにはBMW Weltがあり、こちらはショールームで入場は無料です。
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ドイツには100以上もの「~街道」と呼ばれる観光コースがあります。その中でも最も有名なのが、このロマンチック街道です。起点の「ヴュルツブルク」の街からオーストリアとの国境の街「フュッセン」まで約400kmものルートになります。途中には、世界遺産ヴュルツブルク司教館のある「ヴュルツブルク」、おとぎの世界のような「ローテンブルク」、かつてはバイエルン王国の首都であった「ミュンヘン」、ノイシュヴァンシュタイン城など魅力的な街や建物がたくさんあります。電車よりも、レンタカーやバスツアーなど車で巡るほうが一般的です。
シュヴァルツヴァルトとは、ドイツの南西部に広がる、フランスやスイスとの国境近くにある大森林地帯です。総面積は5180平方キロで、千葉県と同じくらいになります。ヨーロッパではよく見かけるオウシュウトウヒと呼ばれる針葉樹林の森で、密集すると森が黒く見えます。国立公園に指定されており、高原や湿原、湖や標高1400m以上の山など風光明媚なところです。ハイキング、サイクリング、バードウォッチング、ロッククライミングなどなど多くのアウトドアが楽しめます。また、日本ではあまり知られていないような小さくて美しい街も点在しています。
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街全体がメルヘンチックな雰囲気を漂わせていて、中世ヨーロッパの街並みがそのまま残る旧市街です。ロマンチック街道のルートにもなっていますが、フランクフルトから電車で約2時間半くらいで行くこともできます。こじんまりとした街の中にはさまざまな見どころがあります。ひときわ立派な建物の「聖ヤコブ教会」には、彫刻家リーメンシュナイダーの最高傑作である「聖血の祭壇」があります。街の中心部の「マルクト広場」、そのすぐ横に建つ「市庁舎」の塔には登ることができます(入場料2€)。狭い木の階段を登ると360°ぐるりと街を見渡すことができます。街全体は長さ約4.2kmの市壁で囲まれていて、ここを歩くこともできます。夜には、夜回り番人の姿をしたガイドが「夜警ツアー」という観光案内をしてくれます。希望者は「マルクト広場」に集合します。
かつてベルリンは壁に囲まれた城塞都市で、ブランデンブルク門は18あった関税門のひとつでした。のちに壁は壊され、門だけが残り、1791年にアテネのアクロポリスのプロピュライア門を参考に再び造られました。高さ26m、幅65.5m、奥行き11mの門の上には「クアドリガ」と呼ばれる勝利の女神像があります。東西ドイツ分断の時代にはベルリンの壁の境界にありました。そのベルリンの壁が取り壊されたあとは、ドイツ統一の象徴となりました。ちなみに、ドイツ国内のポツダムやアルテントレプトウにも同じ名前の門がありますが、ブランデンブルク門と言えば一般的にはベルリンにあるこの門のことを指します。
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ベルリンのブランデンブルク門から南へ少し歩くと、多くのコンクリート製のブロックが整然と並んでいる場所があります。ブロック一辺の長さは0.95m×2.38mで、高さは0m~約4.5mとまちまちです。ここは正式名「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」といい、ナチスドイツのホロコーストによって虐殺されたユダヤ人犠牲者のために造られた記念碑のある場所です。広さ1万9073㎡で、2711基の記念碑があります。ニューヨーク在住の建築家、ピーター・アイゼンマン氏が設計しました。建設開始が2003年4月で、完成したのがアウシュヴィッツ強制収容所の解放から60年目の2005年になります。地下にはホロコーストに関する情報センターがあります。
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面積:357,000km²
人口:8175万人
主な産業:自動車、機械、化学、医療技術、バイオ、鉄鋼
主な都市:ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ケルン、フランクフルト・アム・マイン、シュトゥットガルト、ドルトムント、デュッセルドルフ、エッセン、ブレーメン
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