アンドラは、スペインとフランスのあいだにあるピレネー山脈の中にある金沢市とほぼ同じ大きさの国土を持つ国です。首都であるアンドラ・ラ・ベリャは標高約1000mの地点にありますが、周囲は2500m以上の高さを超える山に囲まれた地形です。標高が高いので、年間を通して周囲の地中海性気候の地域より気温が低く、夏場でも最高気温の平均が約22℃、冬場の最低気温の平均が約氷点下4℃となっています。
山がちな国土を活かして、冬はスキーリゾート観光、夏はトレッキング観光とレジャー産業が盛んです。また、消費税がかからない国であるためショッピング地としてもにぎわう国です。EU加盟国ではありませんが、通貨はユーロが使用できます。農地に適した土地が少ないながらも、タバコの葉の生産を行い、香りが強い葉であることもあり人気があります。
国の立地している場所柄、滑走路をもつ空港や鉄道はなく、自動車やバスなどが一般的な交通手段となっています。ヘリコプターの離発着は可能です。