バーレーンは北緯26度、東経50度付近にあるペルシャ湾に浮かぶ島国で、バーレーン島を含む大小33の島によって構成されています。島国ではありますが、橋によってサウジアラビアとつながっています。国土面積は日本の東京23区より少し広いくらいです。首都のマナーマはバーレーン島の北東部に位置しています。国全体が砂漠気候に属していて、マナーマは夏場の平均最高気温が38℃前後、冬場の平均最低気温が14℃前後となっています。降水量は少なく、年間で70mmほどです。
バーレーンの主な産業は、石油関連事業や金融業、観光業です。中東で最初に石油の採掘を行った国で今も国内の経済を支える大黒柱となっていますが、枯渇の危機と直面しています。ペルシャ湾の玄関口ともいえる立地のため、拠点としての整備を進め、外国の企業を誘致し、それに付随して金融業も栄えています。近年では、F1のバーレーングランプリも行われ、観光地としてもにぎわっています。
国民のほとんどがイスラム教徒ですが、多国籍企業や外国からの観光客が多いため、厳格に戒律を守るという雰囲気はあまりありません。