アラブ首長国連邦は、中東のアラビア半島にある面積がほぼ北海道と同じくらいの広さの国です。7つの首長国によって構成される連邦国家で、首都はアブダビ首長国のアブダビ市です。近年、リゾート地としての発展が著しいドバイもアラブ首長国連邦を構成する一つの首長国です。アラブ首長国連邦はUAEとも呼ばれ、日本においてはスポーツでよくこの通称を使用します。
北緯25度あたりに位置し、日本人が観光でよく訪れるドバイの平均気温は、夏は約35度、冬は20度前後です。夏季には気温が50度を超えることもあるので、観光には冬が適しているといわれています。
アラブ首長国連邦の主な産業は石油等の資源で、その資源によって大きく経済発展を果たしました。資源の輸出先として大きな割合を占めるのが日本です。
UAEの内陸部は砂漠ということもあり、海沿いをメインに道路網が発達しています。また、ドバイには日本の企業が中心となって作ったドバイメトロ(地下鉄)が中東初の都市鉄道として運行されています。