ボリビアは南アメリカ大陸のほぼ中央にある内陸国で、国土面積は日本の約2.9倍もの広さがあります。南緯10度から23度付近に位置し、首都のラパスは国土の西部、ペルーとの国境付近にあります。国内に標高3000mを超える地域や、アマゾン地域に含まれる場所があるなどするため、地域によって気候は様々です。ラパスは標高3500mを超える場所にあるため、年間を通して最高気温が13℃前後、最低気温が1℃前後と涼しい気候となっています。
ボリビアの主な産業は、鉱業と農業です。鉱業においてはスズや石油、天然ガスが採掘されています。世界最大の埋蔵量を誇るリチウムもありますが、開発のめどが立っていません。農業においては大豆やサトウキビ、綿花、バナナ、カカオの栽培が盛んで輸出されています。近年は観光業も盛んで、日本でもボリビアにあるウユニ塩湖の知名度が上がってきました。
ボリビアでは国教としてローマ・カトリック教が定められ、国民のほとんどが信仰しています。