南アメリカ大陸にある大西洋に面した国で、国土の全域が赤道より南にあります。そのため、日本とは四季が逆になります。南北の長さが約3500kmもあるので、地域によって気候は大きく異なりますが、首都のブエノスアイレスの特徴をあげると、夏である1月頃の平均気温が約25℃で、冬である7月頃の平均気温が約10℃です。年間降水量は約1200mmとなっていて、日本の大阪府と近いです。
アルゼンチンの主要産業は農業で、小麦やトウモロコシ、牛肉などの輸出が盛んです。畜産業が盛んということもあり、アルゼンチン料理には肉料理がとても多いです。また、ワインの製造も有名で世界で有数のワイン生産地となっています。
国内の道路網は南米の他の国に比べるととても便利です。そのため長距離バスの路線には国内各地のみならず、南米各地に向けての路線もあります。首都のブエノスアイレスには南半球で一番早くに建設された地下鉄があり、使用されている車両の中には日本から譲渡されたものもいくつか走っています。