エスワティニ王国はアフリカ大陸の南部にある内陸国で、日本の岩手県より少し広い国土面積がある国です。南緯26度付近に位置し、首都のムババーネは国土の北西部にあります。国土はあまり広くないながらも起伏に富んでいて、標高1200mを超える場所から標高150mの場所まであり気候は場所によって大きく異なります。首都のムババーネは標高1150m地点にあり、夏である1月の平均気温が約22℃、冬である7月の平均気温が15℃となっています。
エスワティニ王国は南アフリカ共和国でアパルトヘイトが行われていた時代に、南アフリカから逃れてきた企業があったこともあり、アフリカ大陸の他の国に比べると農業や鉱業などが多方面に発展している経緯があります。しかし、それでも国民の生活の水準は高いものではありません。
HIVの感染率の高さや治安の悪さなども影響し、平均寿命が約50歳となっています。一夫多妻制が認められている国でもあります。2018年4月に、国名をスワジランド王国から現在の名称へ変更しました。