ルワンダは南緯2度、東経30度付近のアフリカ大陸中央に位置する内陸国で、国土面積は日本の北海道の約3割の広さがあります。首都のキガリは国土の中心にあります。キガリは、年間を通して平均気温が20℃前後と温暖です。年間降水量は1000mmほどあり、6月から8月がやや乾季になっています。
ルワンダの主な産業は農業で、就業人口の約9割が農業に従事しています。国内での消費用の作物として、バナナやキャッサバ、豆類、イモ類の栽培がされています。輸出用の作物としてはコーヒーと茶が栽培され、輸出されています。鉱業も行われていて、スズやタングステン、金、天然ガスの採掘が可能となっていて、輸出額で大きな割合を占めています。また、近年では豊かな自然や整備されたインフラ、アフリカ大陸で比較的治安がいい点を利用して、観光地としても発展してきています。
ルワンダ国民の約半数がローマ・カトリック教を信仰していて、次いでプロテスタント、アドベンチスト教会を信仰している人が多くなっています。