マラウイはアフリカ大陸の南東部にある内陸国で、国土面積は日本の約3割ほどの広さがあります。面積は広くはありませんが、南緯9度から17度付近まで南北に長い国で、約900kmもの長さがあります。首都のリロングウェは国土の中心よりやや南にあり、モザンビークとの国境付近にあります。国土全体が熱帯性の気候に属していますが、リロングウェは標高約1000m地点にあり、年間の平均最高気温が26℃前後、平均最低気温が12℃前後となっています。降水量は800mm程度ありますが、5月から10月にかけてはほとんど雨が降りません。
マラウイの主な産業は農業です。自給用の作物であるトウモロコシや、輸出用の作物であるタバコの栽培がおこなわれています。しかしながら食料の援助を必要とするなど、最貧国の一つとなっている現状があります。
国民の大半がキリスト教徒で、次いでイスラム教徒が多くなっています。
HIVの感染率が高いため、平均寿命は52歳と短いです。