赤道ギニアはアフリカ大陸の西部のギニア湾沿いとギニア湾に浮かぶ島で構成される国で、国土面積は日本の北海道の3分の1ほどです。北緯1度から4度付近に位置しているため、赤道直下の国ではありませんが、西アフリカにあるギニアと区別するために「赤道ギニア」という国名になりました。首都のマラボはギニア湾に浮かぶビオコ島にある都市です。国土のほとんどが熱帯性の気候に属していて、マラボは年間を通して平均気温が25℃前後です。乾季と雨季に分かれていて、4月から10月が雨季にあたります。
赤道ギニアの主要な産業は石油の採掘です。20世紀後半にギニア湾で原油の生産を始める以前までは、カカオやコーヒーなどの生産に依存していましたが、現在は油田のおかげで経済が発展し、GDPは先進国と肩を並べるほどになりました。
スペイン語とポルトガル語の両方を話せる人が多いですが、実際にはそれらの言語と現地の言語がミックスされた言語を話している人が多いです。